機兵とドラゴンの物語 | 機兵とドラゴン

大昔に大地がこわれ 人は空にうかぶ島に移りました 空にはなにもなくて 人は長く生きることができませんでした

でもある時、 神のすまう島、エルドピアを見つけると 人は神から“えいち”をもらって帰りました

泉をわかせる苗 空を渡る箱舟 中でも最高の“えいち”とされたのが ふしぎな指輪でした

指輪からあらわれる”まじん”は家をたて、井戸をほり、獣を捕まえてくれました 人は”まじん”を機兵とよぶようになりました

しかし人々は、生活がゆたかになると  星の数ほど機兵が死んで 入れかわるようにドラゴンが現れました

数えきれないほどの人が死に それでも争う人々に 神はある提案をします

”指輪の戦士を舟にのせ この空に序列をきざめ すぐれた戦士の浮島に たくさんの“えいち”を与えよう”

すべての“運命”を舟にのせ 指輪の戦士たちは競いあう…… 人々は神のしれんを ウキシマバトルと呼びました